| ホーム | 私の電子工作作品集 |
[ 初公開日:2014年7月15日 ] |
サイト "音・車・旅" の "テルミンを作ろう!"( 2014/7 現在リンク切れ)で
紹介されていた、世界最古の電子楽器と言われている "テルミン" を製作してみました。 ここで紹介するのは、音程を変化させるためのアンテナ1本の簡易型です。 |
|||
<参考> "116. ミニテルミン" も同類のテルミンを扱ったページになっていますので、興味がありましたら参考にしてください。 |
"音・車・旅" の "テルミンを作ろう!"(現在リンク切れ)で公開されている回路図を、一部変更と追加をして私自身が分かり易いように書き直しました。
| 回路図 (Theremin.CE3) | ページトップ |
|
| ページトップ |
| プリント基板パターン図 (部品面) (ThereminPC.CE3) | ページトップ |
| プリント基板パターン図 (ハンダ面) (ThereminPC1.CE3) | ページトップ |
使用したケースは、100均で購入した "はがきケース (L-8821) サナダ精工株式会社" ポリプロピレンケースです。 |
| ケース加工図 (ThereminCS.CE3) | ページトップ |
|
| ページトップ |
まず、下左図のようなアンテナの取り付け用具を作製します。 10 x 10 x 1 mm厚のL型アルミアングルと、ユニバーサルプリント基板の端材を使用しました。
その実際に作製した取り付け用具と、アンテナをケースに取り付けた様子を、右写真に示します。 通常、テルミンでは音程を変化させるためのアンテナは垂直に立てるのですが、使用しないときにケース内に収納し易くするために、 ここでは水平に取り付けました。 |
| ページトップ |
下の写真はスピーカーの取り付け用金具と、それを作製するための材料です。 (A)がその材料で 6mm幅前後で 1mm厚のアルミ板を使用します。
私の場合、このためにわざわざ大きなアルミ板から切り出したのではなく、過去において必要サイズのものを切り出した残りの端材を捨てずに溜めおいたものです。 取り付け用金具の作製方法は、まず、(A)の適当な端位置にΦ2.6 の穴を開けます。 次にラジオペンチ等の細かい細工が可能なもので、アルミ板の適当な位置で写真のような 曲げ加工を行います。 最後にニッパーでアルミ板を適当な位置で切断をします。 すると、(C) の金具が出来上がります。 曲げ加工、切断は、1mm厚のアルミ板なので 難なく行うことが可能だと思います。 ただ、ここで重要なことは、まず、最初に行うことは穴開けで、切断は最後に行うことです。 これを逆にして穴開けよりも先に切断を行うと、穴開けが非常にし辛くなります。 これは体験しないと分かりにくいと思いますので、それぞれ両方の方法でご自分で試してみると良いかもしれません。 なお、(B)は市販のスピーカー取り付け用金具の一つで、参考までに写しておきました。 こんなものでも購入するとなるとそれなりの値段がしますが、簡単な作業で 自作が可能なので、ぜひ自作することをお勧めします。
次の写真は、作製した取り付け用金具で、実際にスピーカーをケースに取り付けた様子を示したもので、右3枚はスピーカーを固定している部分を拡大したものです。
|
| ページトップ |
| ページトップ |
(主要部品: IC, トランジスタ等) | (データシート) | ||
低電圧オーディオパワー | .................... | LM386N-1 | |
三端子レギュレータ | .................... | μPC78N05 | |
トランジスタ | .................... | 2SC1815 | |
バリキャップ | .................... | 1SV101 |
| 部品表 | Excel ファイル (Theremin_parts.xls) | ページトップ |
テルミンを作ろう! | .......... | http://www2.osk.3web.ne.jp/~pya/pya/music/Theremin2/index.html ( 2014/7 現在リンク切れ) |
テルミン製作記 | .......... | http://homepage2.nifty.com/tnatori/electro/theremin.html ( 2016/5 現在リンク切れ) |
作製当時、参考にさせていただいたサイトは、他にもたくさんあったのですが、そのほとんどが 2014/7 現在、リンク切れになっていますので割愛しました。 |