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051. テルミン
サイト "音・車・旅" の "テルミンを作ろう!"( 2014/7 現在リンク切れ)で
紹介されていた、世界最古の電子楽器と言われている "テルミン" を製作してみました。 ここで紹介するのは、音程を変化させるためのアンテナ1本の簡易型です。
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<参考> "116. ミニテルミン" も同類のテルミンを扱ったページになっていますので、興味がありましたら参考にしてください。
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■ 回路図 ■
"音・車・旅" の "テルミンを作ろう!"(現在リンク切れ)で公開されている回路図を、一部変更と追加をして私自身が分かり易いように書き直しました。
| 回路図 (Theremin.CE3) | ページトップ |
■ ケース外観と内部の様子 ■
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正面側斜め上から見たところ |
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背面側斜め上から見たところ |
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蓋をあけて上部からケース内部を見たところ |
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■ プリント基板パターン図 (部品面) ■
| プリント基板パターン図 (部品面) (ThereminPC.CE3)
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■ プリント基板パターン図 (ハンダ面) ■
| プリント基板パターン図 (ハンダ面) (ThereminPC1.CE3)
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■ ケース加工図 ■
使用したケースは、100均で購入した "はがきケース (L-8821) サナダ精工株式会社" ポリプロピレンケースです。
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| ケース加工図 (ThereminCS.CE3) | ページトップ |
■ ケース外観(追加) ■
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上面から見たところ |
裏面から見たところ |
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左側面から見たところ |
正面側から見たところ |
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右側面から見たところ |
背面側から見たところ(穴の位置を間違って開けてしまった) |
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■ アンテナの取り付け ■
まず、下左図のようなアンテナの取り付け用具を作製します。 10 x 10 x 1 mm厚のL型アルミアングルと、ユニバーサルプリント基板の端材を使用しました。
その実際に作製した取り付け用具と、アンテナをケースに取り付けた様子を、右写真に示します。
通常、テルミンでは音程を変化させるためのアンテナは垂直に立てるのですが、使用しないときにケース内に収納し易くするために、
ここでは水平に取り付けました。
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■ スピーカーの取り付け ■
下の写真はスピーカーの取り付け用金具と、それを作製するための材料です。 (A)がその材料で 6mm幅前後で 1mm厚のアルミ板を使用します。
私の場合、このためにわざわざ大きなアルミ板から切り出したのではなく、過去において必要サイズのものを切り出した残りの端材を捨てずに溜めおいたものです。
取り付け用金具の作製方法は、まず、(A)の適当な端位置にΦ2.6 の穴を開けます。 次にラジオペンチ等の細かい細工が可能なもので、アルミ板の適当な位置で写真のような
曲げ加工を行います。 最後にニッパーでアルミ板を適当な位置で切断をします。 すると、(C) の金具が出来上がります。 曲げ加工、切断は、1mm厚のアルミ板なので
難なく行うことが可能だと思います。
ただ、ここで重要なことは、まず、最初に行うことは穴開けで、切断は最後に行うことです。 これを逆にして穴開けよりも先に切断を行うと、穴開けが非常にし辛くなります。
これは体験しないと分かりにくいと思いますので、それぞれ両方の方法でご自分で試してみると良いかもしれません。
なお、(B)は市販のスピーカー取り付け用金具の一つで、参考までに写しておきました。 こんなものでも購入するとなるとそれなりの値段がしますが、簡単な作業で
自作が可能なので、ぜひ自作することをお勧めします。
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(A) 6mm幅前後のアルミ板、 (B) 市販の金具、 (C) 自作の金具 |
左写真の (C) と (D) を拡大 |
次の写真は、作製した取り付け用金具で、実際にスピーカーをケースに取り付けた様子を示したもので、右3枚はスピーカーを固定している部分を拡大したものです。
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ケース上部から見た様子 |
ケース裏側から見た様子 |
金具の取り付けの様子を、いろいろな角度からみる |
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■ 秋月電子取り扱い 「2.1mm標準DCジャック」 の接続について ■
今までいろいろな電子回路工作を作製していると、DCジャックの取り付けが必要になることがしばしばありました。
その度にいつも実物との対応に戸惑っていましたので、ここに正しい接続方法を記録(メモ)しておきます。
今回も9Vの電源が必要なため乾電池6本(006P では心許ない)、またはスイッチングACアダプタを回路に接続することになります。
そこで、スイッチングACアダプタの受け口として、DCジャックが必要となります。 通常は秋月電子のスイッチングACアダプタを使用するため、
DCジャックも秋月電子取り扱いのものとなります。
秋月電子のスイッチングACアダプタは センター+ の仕様になっており、DCジャックの回路記号と
実物との対応は下図(B)のようになっています。 したがって、今回のように ACアダプタと乾電池の両方を使用できるようにするためには、
下図(A)のように接続するのが正しい使用法です。
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DCジャックをいろいろな角度から見たところ(例 MJ-10)
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(A). 正しい接続図 |
(B). 回路記号と実物との対応 |
(C). 秋月HP の資料より抜粋 |
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■ 使用部品表 ■
(主要部品: IC, トランジスタ等) |
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(データシート) |
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低電圧オーディオパワー |
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LM386N-1 |
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三端子レギュレータ |
.................... |
μPC78N05 |
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トランジスタ |
.................... |
2SC1815 |
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バリキャップ |
.................... |
1SV101 |
| 部品表
| Excel ファイル (Theremin_parts.xls)
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■ 参考サイト ■
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初版:2006年12月11日、初公開:2014年7月15日、最終更新:2023年11月1日