*1, *2 |
12時間表示では、下記対応のようにそれぞれ |
午前( 1:00:00 am 〜 12:59:59 am )、午後( 1:00:00 pm 〜 12:59:59 pm ) |
として扱っている。 |
午前( 12:00:00 am 〜 11:59:59 am )、午後( 12:00:00 pm 〜 11:59:59 pm ) |
(午前) (午後)
時間表示 xx:xx:xx 緑色 赤色
年月日表示 xx.xx.xx 赤色 緑色
気温表示 xx.x℃ 赤色 緑色
表示例 |
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時間表示 (午前11:04:27) |
時間表示 (午後23:52:06) |
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年月日表示 (2013.11.18) |
気温表示 (20.1℃) |
12時間表示の場合には、上記のような緑色/赤色表示の他に、左列の :(コロン)の上側 LEDで AM を、また下側 LEDで PM を、
1秒間隔で点滅を繰り返すことで、それぞれを表現している。
┌─ AM
↓
12時間表示 xx:xx:xx
↑
└─ PM
ただし、次に示す24時間表示と12時間表示の対応のように、24時間表示では 00 時台を午前、12 時台を午後としているのに対して、
12時間表示ではそれぞれに対応した時間を逆の午後、午前として扱っている (これで正しいのか?)。 したがって、両者では LEDの
緑色/赤色表示、および AM/PM を表す点滅位置が異なってくる。 なお、どちらの場合でも先頭の1桁目(左端)は、ゼロサプレスを
行なって表示をする。
次に、12時間表示と24時間表示の対応を示す。 なお、12時間表示の場合だけ 先頭の1桁目(左端)は、ゼロサプレスを行なって表示をする。
(24H) 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 ┐
(12H) 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 │(←修正前)
pm am am am am am am am am am am am am pm pm pm pm pm pm pm pm pm pm pm ┘
(24H) 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 ┐
(12H) 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 │(←修正後)
am am am am am am am am am am am am pm pm pm pm pm pm pm pm pm pm pm pm ┘
↑ ↑
( 2019/4/16 修正 )
上記において、修正前では2つの↑位置の am / pm の表示が誤っていました。 作者の認識違いで、両位置のそれぞれが逆表示であったのを修正しました。
詳細は、別ページ "014. 7セグメントLED表示時計" の "12時間表示の扱いについて" の項を参照してください。
またバグではありませんが、従来、12/24時間の両表示ともに先頭の1桁目(左端)は、ゼロサプレス表示を行ってたのを、12時間表示時だけに改め
24時間表示時には行わないように修正をしました。 作者の他デジタル時計との統一性と、12/24時間表示の区別の視認性を高めることを目的とします。
また、上記の時間、年月日、気温の3つの表示は MODE スイッチを押下することで自由に切り替わり、そのスイッチの押下ごとに、
時間表示、年月日表示、気温表示、オートモードに加えて、時報付の時間表示の順に5つのモードを繰り返す。
┌→ 時間表示 → 年月日表示 → 気温表示 → オートモード → 時間表示(時報付) ─┐
│ │
└──────────────────────────────────────┘
この時、MODE スイッチを何度も続けて押していると、現在のモードが何なのか分かり辛くなる時があるため、
ドットマトリクス LED の1桁目(最左端桁)でその時のモードを表示する。 (特に時間表示、オートモード、
時間表示(時報付) の3つのモードでは、ともに時間が表示されるので 区別が付けにくい)
すなわち、MODE スイッチを押した直後に、1桁目の横1列の5個の LED が次のように数秒間だけ表示される。 その後
1桁目の LED は通常の表示に戻る。
(例ではオートモードを表す。 ●は点灯、○は消灯)
(例) ○○○○○
○○○○○
○○○○○ ← 時間表示(時報付)
●●●●● ← オートモード
○○○○○ ← 気温表示
○○○○○ ← 年月日表示
○○○○○ ← 時間表示
オートモードでは、時間表示中に以下の振る舞いを行う。
毎05〜09秒と35〜39秒の間: 年月日表示
毎20〜24秒と50〜54秒の間: 気温表示
(___: 時間表示、NNN: 年月日表示、KKK: 気温表示)
00 10 20 30 40 50 00
. . . . . . . . . . . . .
_____NNNNN__________KKKKK__________NNNNN__________KKKKK_____
年月日、時分の設定変更は、上記5つのどのモード時でも可能で、PICにプログラムを書き込んだ直後の電源の投入時には、
14年09月01日、0時00分00秒(12時間表示の場合は PM 12時00分00秒) 14年09月01日、00時00分00秒(12時間表示の場合は AM 12時00分00秒)からスタートするので、
SET または BACK スイッチと、UP または DOWN スイッチによって適宜変更を行う。
このように、SET スイッチ等で年月日の設定変更を行うと、その値のバックアップがとられて次回(同一日であれば)に電源の投入をし直した時には、
その設定値で年月日、時分、および 00秒からスタートする。 また、年月日の設定変更を行なった場合ばかりでなく、
毎日日付が自動更新された時点でも、やはり同様に年月日、時分のバックアップがとられるため、次回に電源の投入をし直した時には、
そのバックアップ値で年月日、時分、および 00秒からスタートする。
SET スイッチは、押下するごとに年、月、日、時、分と次項目に移動するので、該当の項目を選択後 UP
または DOWN スイッチによって値を設定する。 最後の分設定後にもう一度 SET スイッチを押下すると、
00秒から時計動作がスタートし、必ず時報なしの時間表示モードに戻る。
この SET スイッチによって項目を選択中に、誤って希望する項目を通り過ぎてしまったような場合に、BACK スイッチを
押下することによって、ひとつ前の項目に戻ることができる。 MODE / BACK スイッチは、年月日、時分の設定中には
このような機能を有する。
BACK BACK BACK BACK
←─ ←─ ←─ ←─
SET SET SET SET SET SET
5つのどれかのモード ─→ 年 ─→ 月 ─→ 日 ─→ 時 ─→ 分 ─→ 時報なしの時間表示モード
│ ↑
BACK└───────────────┘
また、この時も選択された項目が分かり易いように、次のように表示される。
(xx 選択項目、 __ 消灯桁)
xx.__.__ 年が選択
__.xx.__ 月が選択
__.__.xx 日が選択
xx:__:__ 時が選択
__:xx:__ 分が選択
表示例 |
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年が選択 |
月が選択 |
日が選択 |
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時が選択 |
分が選択 |
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SET スイッチによって項目の時/分を選択中で12時間表示の場合、緑色/赤色表示の他に、左列の :(コロン)の
上側 LED点灯 + 下側 LED消灯で AM を、上側 LED消灯 + 下側 LED点灯で PM を、それぞれ表現している。 なお、
この場合の先頭の1桁目(左端)のゼロサプレスは、12/24時間表示のどちらの場合にも行なわない。
ZERO/DOWN スイッチは、年月日、時分の設定中は上記のように DOWN スイッチとして機能するが、それ以外では毎正時
プラス・マイナス5分以内に押されると 00分00秒に設定するための ZERO スイッチとして機能する。
年月日カレンダー機能について、うるう年の計算は 2001年〜2399年までの範囲で対応している。 ただし、年の表示は
下2桁のみになる。
その他の機能として、周囲の明るさに応じてドットマトリクス LED の表示を減光するディマー機能を持ち、周囲が明るい
ときはドットマトリクス LED の表示も明るく、周囲が暗くなると暗く表示される。
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■ プログラム ■
現在の最新バージョン: Ver. 2.42 ( 2024/5/29 更新 )
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Ver に見えますか? 5x7では少々無理があるかも… |
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■ プリント基板(1)パターン図 (部品面) ■
| プリント基板(1)パターン図 (部品面) (Matrix57LED_Clock3PC.CE3)
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■ プリント基板(1)パターン図 (ハンダ面) ■
| プリント基板(1)パターン図 (ハンダ面) (Matrix57LED_Clock3PC1.CE3)
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■ プリント基板(2)パターン図 (部品面) ■
上図の右下部分は、仕様変更のため
三端子レギュレータを引き抜いてジャンパーしたもの。
| プリント基板(2)パターン図 (部品面) (Matrix57LED_Clock4PC.CE3)
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■ プリント基板(2)パターン図 (ハンダ面) ■
| プリント基板(2)パターン図 (ハンダ面) (Matrix57LED_Clock4PC1.CE3)
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■ ドットマトリクス LED について ■
今回の製作で使用した 5 x 7 赤緑2色 ドットマトリクス LED は、Yahoo! オークションで入手したもので、メーカー、型名等は不明で
分かりません。 ただ、外観的には左下の写真のようなもので、大きさが 12.5 x 17.5 mm の 2.54 ピッチ足となっています。 また、足ピンは 17本出ておりその接続は、
私が調べたところ、右下の図のように配置されていました。
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■ ケース加工図 ■
使用したケースは、100均で購入した "はがきケース (L-8821)" ポリプロピレンケースです。
| ケース加工図 (Matrix57LED_ClockCS.CE3) |
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上面から見たところ |
右側面を見たところ |
裏面から見たところ |
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■ 使用部品表 ■
(主要部品: IC, トランジスタ等) |
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(データシート) |
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PICマイコン |
.................... |
PIC16F873A |
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HC-MOS IC (3-8 デコーダー) |
.................... |
HD74HC138P |
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HC-MOS IC (4-16 デコーダー) |
.................... |
TC74HC154AP |
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オペアンプ |
.................... |
LMC662CN |
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高精度IC温度センサ |
.................... |
LM35DZ |
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トランジスタ |
.................... |
2SA1015 |
| 部品表
| Excel ファイル (Matrix57LED_Clock_parts.xls)
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■ 参考サイト ■
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初版:2007年7月27日、初公開:2013年11月18日、最終更新:2024年5月29日