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[ 初公開日:2014年1月18日 ] |
サイト "ブレッドボードラジオ" の "トランスレスラジオの感電対策"
で紹介されていた、"LEDを使用した検電器" です。 元ネタは 「初歩のラジオ」 で紹介されていたそうですが、雑誌の年代が、いつ頃発行されたものかは
分かりません。 |
AC100Vのコンセントには極性があり、その安易な判別法にはネオン管を利用した、右写真のような "検電ドライバー" を使用するのが一般的です。
その使用方法はいたって簡単で、ドライバーの先をコンセントの穴に挿し、反対側の検知電極に指を触れたときに、ネオン管が点灯すればホット側で、
点灯しなければアース側です。 しかし、私の所有する右写真の検電ドライバーの場合、点灯してもそのネオン管の光量はほんの僅かで、非常に分かりづらいです。 そこで この LED使用の検電器を作製しようと思い立ち、ブレッドボード上に組み立てるのではなく、小型のケースに組み込んで使いやすくまとめてみました。 |
上記回路図で、SW(押しボタンスイッチ)が電源スイッチになっているので、使用するときはスイッチを押しながら検知極を対象物に当ててください。 |
| 回路図 (Electroscope.CE3) | ページトップ |
蓋を開けて内部を上から見た様子 | 裏面を真上から見た様子 |
使用したケースは、外径の厚さが実測で 17.5 mm と 006P型の電池を収納するには少々の無理があります。 電池のサイズもメーカーによって
多少の差がありますので、厚さが極力薄いものを選択してください。 使用感 本器を使用する場合、おそらく多くの方は右手でケースを持ち、同じ手の親指で押しボタンスイッチを押すことになると思われますが、そうした場合には LEDが 見づらくなると思います。 その点 LEDの配置レイアウトは失敗でした。 押しボタンスイッチよりも左位置にするべきです。 サイト "ブレッドボードラジオ" では報告がされていませんでしたが、本器ではホット側のみならずアース側でも LEDが点灯します。 ただ、その発光量が違うため その区別は可能です。 本器では感度が非常に高いため、衣類等に発生した静電気にもよく反応します。 |
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| プリント基板パターン図 (部品面) (ElectroscopePC.CE3) | ページトップ |
| プリント基板パターン図 (ハンダ面) (ElectroscopePC1.CE3)
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使用したケースは、100均(ダイソー)で購入した "ミニケース6個組" ポリプロピレンケースです。
| ケース加工図 (ElectroscopeCS.CE3)
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(主要部品: IC, トランジスタ等) | (データシート) | ||
トランジスタ | .................... | 2SA1015 | |
トランジスタ | .................... | 2SC1815 | |
ダイオード | .................... | 1N4007 |
| 部品表
| Excel ファイル (Electroscope_parts.xls)
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トランスレスラジオの感電対策 .....
http://bbradio.sakura.ne.jp/kanden/kanden.html
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