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[ 初公開日:2016年7月18日 ] |
本基板では、4Kビット(1 bit x 4,096 Word)のメモリチップを 16 個使用して、8KバイトのRAMメモリを構成しています。 |
| 回路図 (CS19_8KbyteRam1.CE3) | ページトップ |
下図の全メモリ空間の内 □ で囲んだエリアが、本基板1枚で占めるメモリ空間 (6000 〜 7FFF) = 8,192 バイトです。
| Excel ファイル (MemoryMap.xls) | ページトップ |
| プリント基板パターン図 (部品面) (CS19_8KbyteRam1PC.CE3) | ページトップ |
| プリント基板パターン図 (ハンダ面) (CS19_8KbyteRam1PC1.CE3) | ページトップ |
先の 15、16、17、18 基板の作製でうんざりしていた少し後、μPD2102AL-4 の4倍のメモリサイズ TMS4044-45NL が、手ごろな価格で入手できるようになりました。
このチップを使用すれば、同じメモリ容量を得るためには約1/4の労力で済むわけですから、早速、予定を変更して TMS4044-45NL に乗り換えです。 1枚の基板には TMS4044-45NL を 16 個搭載させることが可能ですから、8Kバイトを構成できます。 とりあえず3枚の基板を作製する予定でいましたが、やはり同じ作業の繰り返しと言うのは 大変つらく、1枚を完成させたのみでした。 後の2枚の基板に関しては、下の 写真 のように三十数年を経た今でも途中放棄の状態で残っています。 |
| 部品表
| Excel ファイル (8080A部品表.xls) | ページトップ |
本基板では既に述べているように、メモリ ICにテキサスインストルメンツ社(TI)の TMS4044-45NL を 16 個搭載させていますが、そのうちの1個のICが、下写真のように
足の1本(9ピン: GND)が折れてしまっています。 また、よく見るとどのピンも黒く変色して錆びついているのが分かりますし、他のIC 15 個もすべて同じように黒ずんでいます。 これに対して、先に紹介した2KバイトRAM基板(15、16、17、18 基板)で使用している、NECの μPD2102AL-4 では 16 x 4 = 64 個とも、すべてが何のくすみもなく今でもピカピカです。 この違いは一体何なのか、材質あるいは製造方法なのか、素人の私には専門的なことは分かりませんが、明らかに異なっていることだけは確かです。 本システムのハードウエアを作製していた当時、メモリ ICはもちろん高価でしたが ICソケットもそれなりに高価なものでした。 ですから、本システムでは周辺のTTL ICにはほとんどの場合、 ソケットを使用しないで直接 ICピンをハンダ付けしていましたが、高価なメモリ ICなどにはソケットを使用していたのです。 そういえば、改めて本システム内のすべての基板で、使用しているTTL ICを眺めてみると、ほとんどの ICが TI 社のもので、それらのピンは一様に黒く変色しているのが分かります。 ほんの僅かに日立製のTTLが混ざっていますが、これも同じように黒く変色をしていて経年変化の跡が見られます。 |
上述したように、作製予定の8KバイトRAMメモリの基板が2枚、下写真のように三十数年を経た今でも途中放棄の状態で残っています。 また、これらのためのメモリチップ TMS4044-45NL も 16 x 2 = 32 個を購入したままで使用されることはなく、同様に私の部品箱の中で長い間 ずっと今でも待機をしています。 |
アドレスバスの配線が半分ほど済んだところで中断 | こちらの基板ではメモリ IC用のソケットを取り付けただけ |
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