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[ 初公開日:2015年8月24日 ] |
サイト "ラジオ・シャック" で紹介されていた、"ケミコンテスター" です。 電解コンデンサの漏洩電流を測り、その良否をチェックする試験器です。 電解コンデンサだけでなく、他の種類のコンデンサの良否判定もできる、便利な測定器です。 私の部品箱にも昔の真空管用の古いコンデンサが、使用済みのものや未使用のものが数十個転がっているため、その良否判定用に作製をしました。 |
| 回路図 (CCondenserTester.CE3) | ページトップ |
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昔々、秋葉原の "丸善" で購入した、右写真のようなVUメーターを電流計として使用しました。 製造メーカーは分かりませんが、"CO29H01 TH-37" と印字されています。 |
電流 = フルスケールで 250μA、 抵抗 = 1167Ω でした。 すなわち、フルスケール時の電流計に加わる電圧は、 E = R x I = 1167Ω x 250μA = 1167 x 250 x 10-6 = 0.29175 V となります。 以上から、2.5 mA、25 mA の各レンジ時の分流抵抗値を求めてみます。 |
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なお、分流抵抗R2は通常電流計に接続された状態 (25 mA レンジ)になっており、PUSH SW を押すと分流抵抗R2が電流計から
切り離された状態 (2.5 mA レンジ)になります。 |
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左に並んでいる2つの電解コンデンサは、そのまま 基板に取り付けると高さが高くなって、ケースに収 まらなくなってしまう。 そのため基板に穴を開けてコンデンサの下方を沈 め、高さの調節をする。 |
| プリント基板(1)パターン図 (部品面) (CCondenserTester1PC.CE3) | ページトップ |
基板の裏面から見ると、穴から電解コンデンサが 飛び出し、その取り付け方がよく窺える。 |
| プリント基板(1)パターン図 (ハンダ面) (CCondenserTester1PC1.CE3) | ページトップ |
ヒューズ受け ランプソケット |
| プリント基板(2)パターン図 (部品面) (CCondenserTester2PC.CE3) | ページトップ |
| プリント基板(2)パターン図 (ハンダ面) (CCondenserTester2PC1.CE3) | ページトップ |
| パネルレイアウト Excelファイル (CCondenserTester.xls) | ページトップ |
使用したケースは、"タカチ" の "YM-130" アルミケースです。 (図中の太線の○は現物合わせを要す)
| ケース加工図 (CCondenserTesterCS.CE3)
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パネル面(ケース上蓋)の穴加工 | 中板の穴加工 |
1. 改造前のVUメータ | 2. 止めてあるセロテープをとってカバーを外す | 3. 両面テープで接着してあるメータのパネル板を外す |
4. 外したパネル板とパソコンで作図した目盛りフィルム | 5. フィルムをパネル板に貼り付け | 6. パネル板をメータ本体に両面テープで接着 |
7. 白地のパネル板なので白色のメータ針は見にくい | 8. そこでメータ針を黒色に着色 | 9. カバーを取り付けて完成 |
| 部品表 | Excel ファイル (CCondenserTester_parts.xls) | ページトップ |
ケミコンテスター(ラジオ工房) | .......... | http://radiokobo.sakura.ne.jp/R/w/kemite.htm |
ケミコンテスター(ラジオ・シャック) | .......... | http://www4.tokai.or.jp/radioshack/chemicon_tester/chemicon-tester.html |