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023. 記憶型赤外線リモコンACスイッチ

[ 初公開日:2015年12月6日 ]

 テレビやビデオなどの赤外線リモコン送信機を使って、他の機器の AC100V電源をON/OFFするための赤外線リモコンスイッチです。


 サイト "ELECTRONICS SHELVES" (現在リンク切れ) の "記憶型赤外線リモコンACスイッチ" で紹介されていたもので、オリジナルではPICに PIC16F84 を使用していましたが、I/Oの数は4ポートあれば足りるので、 ここでは PIC12F629 の8ピンPICに変更をしました。

■ 回路図 ■

| 回路図 (RemConACSW.CE3) | ページトップ |

■ ケース外観と内部の様子 ■

前斜め上から見たところ 後斜め上から見たところ
カバーを外して前斜め上から見たところ カバーを外して後斜め上から見たところ
カバーを外して真上から見たところ

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■ 機能概要と使用法 ■

  (以上の説明文は、オリジナルから抜粋して使用させていただきました。)

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■ プログラム ■

リモコン未操作時の LED NG 誤表示を抑止  ( 2020/06/11 追加 )

 最近、本ページをご覧になって本機を作製された、M様からのお問い合わせがありました。 「リモコン操作をまったくしていないときに、時々、 LED がゆっくり 3回 点滅をして NG 表示をする。」 というものです。

 この LED の NG 表示(ゆっくり 3回 点滅)と OK 表示(早く 10回 点滅)は、オリジナルのプログラムにはなかったもので、私が独自に付け加えた機能です。

 本機で使用している赤外線センサは、赤外線が入力されると出力端子からは Low 信号が出力されます。 そして、次に示すようにメイン・ルーチンの冒頭部分 (1)、(2) で、 その Low 信号を常時監視をしていて、Low 信号にならない限り、次のデータチェックには進みません。 すなわち、リモコン操作がない限り、本来、次には進まないわけですが、 実際には進んでしまっている。
      ;==========================================================================
      ;		メイン・ルーチン
      ;==========================================================================
      
      main
      		btfss	MemSw		;記憶開始スイッチが押された か?
      		goto	m03		;押されたなら記憶モードに入る
      
      		btfsc	SigIn		;赤外信号が下がるのを待つ			.......... (1)
      		goto	main
      		call	ir_wait		;ウエイト
      		btfsc	SigIn		;赤外信号が下がったことを確認			.......... (2)
      		goto	main
      
      		; 通常モード
      
      		call	dti01		;1サイクルの幅を datset の指定数入力する
      		call	data_check	;入力した値が有効なデータであるかチェック
      		btfss	okflg,0		;有効なデータ か?
      	;;	goto	m01		;No			;;(Ver. 1.02 変更)	.......... (3)
      		goto	main		;No			;;			.......... (4)
      
      		call	comp_check	;受信データと記憶データが一致しているかチェック
      		btfsc	okflg,0		;一致している か?
      		goto	m02		;Yes
      
      m01		call	led_flic_ng	;NG表示: LedOut の発光ダイオードをゆっくり 3回 点滅
      		goto	main
      
      m02		movlw	1 << GP1
      		xorwf	GPIO,F		;ACコントロール出力を反転
      		call	led_flic_ok	;OK表示: LedOut の発光ダイオードを早く 10回 点滅
      		goto	main
      
      			:
      			:
      
 赤外線というものは、熱源となる物体や生物からも発っせられるらしいので、それらを本機のセンサが受信して (1)、(2) をすり抜けてしまうものと 思われます。 そして、すり抜けた後はデータの有効チェックに進むのですが、本来のリモコンから発するものとは波長やパタンが異なるのでチェックエラーとなり、結果、 (3) によって NG 表示をしていたものと思われます。

 このようにしたのは、私の解釈違いというかやはり間違いであって、この場合にはエラーの NG 表示ではなく、(4) のように無視をするのが本来であろうと思います。

 上で、「 ・・・・・ 時々、 ・・・・・ NG 表示をする。」 と書きましたが、改めて私作の本機を引っ張り出して来て * 調べてみると、 本機が置かれる周りの環境にもよると思いますが、「時々」 どころか 「頻繁」 に NG 表示を繰り返しています。 ( * もう 10 年以上も前から 未使用状態になっていたので、本機が以前にはどのような振る舞いをしていたのか、まったく記憶にはなかった。)

 そこで上のリストのように、(3) を (4) に変更をして1時間以上 LED の監視をしたところ、皆無にはなりませんでしたが、それでも1度だけ NG 表示がされたのを確認しました。 修正前には頻繁に誤表示をしていたのが、修正後はただの1度だけという大きな成果を得ることができました。 (この場合には、データの有効チェックは OK となったが、 次のコンペアチェックで NG となった。)

 また、今回、メーカーの異なるテレビとエアコンの2つのリモコンで、それぞれの動作を試してみたのですが、両者の違いははっきりと区別をしていて、誤って混同して 動作をしてしまうようなことはありませんでした。 ただ、テレビはテレビ、エアコンはエアコンと、同一のリモコンではどのボタンを押しても同じ結果で、 本機のプログラムでは、ボタンの区別まではできないようです。


現在の最新バージョン: Ver. 1.02  ( 2020/06/11 更新 )

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■ プリント基板パターン図 (部品面) ■

| プリント基板パターン図 (部品面) (RemConACSWPC.CE3) | ページトップ |

■ プリント基板パターン図 (ハンダ面) ■

写真を撮る前にプリント基板をケース内に組み込み、配線も済ませてしまったため、ハンダ面の写真を撮ることはかなり困難なため諦めた。

| プリント基板パターン図 (ハンダ面) (RemConACSWPC1.CE3) | ページトップ |

■ ケース加工図 ■

 使用したケースは、"タカチ" の "YM-100" アルミケースです。

| ケース加工図 (RemConACSWCS.CE3) | ページトップ |

■ 使用部品表 ■

(主要部品: IC, トランジスタ等)

(データシート)
PICマイコン .................... PIC12F629
三端子レギュレータ .................... TA78L005AP
フォトトライアック .................... MOC-3041
トライアック .................... TMG20C60F
ZNRサージ吸収素子 .................... CNR-07D151K
ダイオード .................... 1N4007
ツェナダイオード .................... RD12E
赤外線リモコン受信モジュール .................... CRVP1738

| 部品表 | Excel ファイル (RemConACSW_parts.xls) | ページトップ |

■ 参考サイト ■

記憶型赤外線リモコンACスイッチ ..... http://orange.zero.jp/electronics/irrem/iracsw1/iracsw.html (現在リンク切れ)

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初版:2006年12月14日、初公開:2015年12月6日、最終更新:2023年11月4日